96のチラシの裏:浦和レッズについて考えたこと

浦和レッズの試合の分析的感想を書いたりするチラシの裏です。 twitter: @urawareds96

噛み合わぬ歯車。 Jリーグ第3節 vsVファーレン長崎 分析的感想

今シーズンからJ1の大海原へ漕ぎ出した長崎との初対戦となった今節を振り返りましょう。

初対戦となって今節の日程が公表された直後から長崎行きの航空券が即完売するなど、浦和サポの大軍が押し寄せることが予想されており、その予想通り5000人とも言われるレッズサポが押し寄せたことで話題になりました。ぼくのタイムラインも長崎を楽しみすぎて骨抜きにされ、マスコットのヴィヴィ君のボトルに入った謎の聖水に列をなして買い求める皆様で埋め尽くされ、めっちゃ羨ましかったです。行きたかった。地元テレビも空港入りする浦和サポを出待ちまでしていたようで、注目度はかなり高かったようです。長崎のJ1の舞台を街をあげて楽しんでいる感じはほっこりしますね。

 

 

さて、この試合の個人的な注目ポイントは下記の通りでした。

・長崎が持つ二つの顔、そのメリットとデメリットを浦和が認識し弱点をつけるかどうか。

・CBに誰を起用するか?(マウリシオか岩波か)

・快勝した名古屋戦の勢いをもって、がむしゃらにでも勝ち点3を持って帰れるか。

今回のレビューはこの3つに沿って見て行きたいと思います。

 

両チームの形と狙い

ちなみに、やっと満足のいく作戦盤アプリを見つけることができたので、今回から画像付きです。これで長文をダラダラ書かなくてもより伝わりやすくなると信じたいです。

ということでスタメンとフォーメーション。

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控え:福島、岩波、荻原、阿部、武富、菊池、ズラタン

 

長崎のフォーメーションは3-6-1。いわゆるミシャシステムと同じで、守備時は5バックになります。前節鳥栖戦をざっと確認した限りでは、注目選手はやはり1トップのファンマと、シャドーの澤田、そしてボランチ碓井なのかなという印象です。ファンマに関してはJ2での活躍からも知られている通り、体を張ったボールキープで長崎の陣地回復や見方が上がる時間を作る大黒柱。ちなみに、足元にボールが入っても懐の深さでキープできるわ、ゴツいからスピードはないかと思いきやそこそこ縦に運んでいけるわとなかなかやっかいな選手です。シャドーの澤田は鳥栖戦で開始1分に強烈なミドルシュートを叩き込むなど長崎でも最もノっている選手。走力とシュート力を兼ね備えたアタッカーという感じで、ファンマが前線で収めたところに猛然と走り込んでフォローしたり、自ら奪ってロングドリブルで駆け上がったりと長崎の戦術上ファンマと並んで非常に重要な選手だと思われます。もちろん鈴木武蔵も注目に値する選手であることは間違いなく、彼もまたスピードとフィジカルの両方を兼ね備えており、この3人は高さ、スピード、走力をバランスよく発揮できる前線のユニットなのかなという感じです。最後の注目選手碓井は、もう一人のボランチ島田とともにゲームをコントロールする役割。J1のキャリアはほとんどない選手のようで、比較的名前も知られていないのかなと思いますが、後述する長崎の組み立てや泣き所の部分をカバーする重要な役割を負っていると思います。もちろん、主にカウンターでは前3人を活かすパスを出すのも彼の役割です。

一方で浦和は、第2節を欠場した柏木が戻ってきて開幕節と同じスタメン。水曜日のルヴァンから直接長崎入りということで、今回の遠征では一貫して福島がサブGKでした。あとは李がベンチ外となったところに菊池が入りました。

 

長崎の二つの顔

長崎vs鳥栖の試合をざっと確認した限りでは、長崎は思ったよりも積極的、主体的なゲーム運びを志向しているようでした。長崎のやり方で攻撃面で印象的だったのがセットされた状態の組み立てです。上述の注目選手、碓井が最終ラインに落ちることで両ストッパーとWBを高く上げ、まさにミシャサッカーの代名詞とも言える可変ビルドアップを採用していました。(高木監督はミシャをリスペクトし3-6-1システムを採用しはじめたという背景もあるようです。)ミシャ時代の浦和のようにほぼ5トップを形成し、最終ラインは2枚で回す攻撃。ただし、ミシャレッズのように真ん中に縦パスを通して相手を中央に寄せてからのサイド攻撃というよりは、もっと単純かつ安全な方法で攻撃を進める狙いだったのではないかと思います。

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青い丸が浦和の両SBと長崎のWBのマッチアップです。長崎のビルドアップは基本的にミドルサードまでボールを運ぶか、その前にこのマッチアップの裏にボールを蹴り込む意図があったように思います。浦和は基本的に、極端ではないもののラインを高めに設定して中盤3枚のハードワークとフィジカルをベースに局面でボールを絡め取る守備を採用しています。技術的にもフィジカル的にも優位がない真ん中よりも、サイドにイーブンなボールを蹴り込むことで陣地を手っ取り早く確保し、そこから前線3枚が絡んでゴールを狙うという整理だったのではないでしょうか。

また、このようにバックラインやWBに思い切って高い位置をとらせることは、当然その後の守備にも繋がっていきます。長崎は守備も引いて守ってファンマに当てての一辺倒という感じではなく、相手が後ろから組み立てる場合や長崎にとってのネガティブトランジションが発生した直後は結構ラインを高く設定し、ボールに対してプレッシャーを仕掛けてきます。今節でも、長崎は5バック(ミシャ式と同じ5-4-1)にはなるものの浦和の選手をしっかりと捕まえて積極的にプレッシャーをかける素ぶりを見せていました。

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プレッシャーをかける際は、特に浦和のSBを使ったビルドアップに対してボール側のWBが高い位置から捕まえます。その分全体がスライドして、逆サイドのWBはペナ幅より内側まで絞って対応。ボール側のシャドーはファンマと並ぶ高さまで出て行ってCBを捕まえに行き、そのままSBを挟み込むような狙いがあったのかなという感じです。ミシャ時代の浦和はセットで守る際は結構潔くリトリートし、相手のSBは主にシャドーの武藤や李が追いかける整理になっていましたが、この辺は長崎のほうが積極的にボールを追い込んでいくイメージだったのかなというところです。同じくボランチを含めた2列目も、おそらく意識的に高さを保って浦和の中央の3枚を捕まえに行っていました。高木監督としては、いくらJ1初参戦といえども引いて守ってファンマ頼みでは残留できないという危機感と覚悟があるのでしょう。J1クラブはしっかりと中盤を構成し、アタッキングサードでの数的優位を作った上でアタッカーの質で勝負という場面を意図的に作り出せますので、たしかに引きこもっていても勝率は上がりません。これは鳥栖戦でも同じだったので、特別浦和対策というわけではなく、高木監督の志向する方向性なのだと思います。鳥栖が浦和と似た4-3-3で戦っていたこともあったので、選手にはプレーのイメージが明確にあったはずです。

一方で相手にミドルサードを掻い潜られ、アタッキングサードまでボールを運ばれると、一転長崎はラインをぐっと下げてゴール前に鍵をかけます。最終ラインが下がってゴール前を固めた分、2列目も思い切って極端にラインを下げてバイタルを完全に潰します。これによって中央、サイドに人数をかけてスペースを潰し、人数で失点を防ぎに行く作戦なのだと思います。前述の前から追って行くスタイルとは真逆になりますが、長崎の今の立ち位置を現実的に見据えた割り切った作戦なのだと思います。

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これが意味することは、ゴール前に人垣を築きゴールに鍵をかける(青いエリア)一方で、セカンドボールの回収や相手SBのケアはほとんど捨てることになる(赤いエリア)ということです。長崎が前から追ってくるので浦和はいつもよりも若干ビルドアップがスムーズに行かなかった節はあるものの、一旦相手を押し込むと高い位置をとれるSBを中心にボールを握ることができ、さらに中央に放り込んだボールが跳ね返されても、長澤や柏木、青木らが比較的簡単にセカンドボールを回収して2次攻撃を仕掛けることができていたと思います。ただし、これだけの人垣を築かれてしまうと崩し切ってのチャンスクリエイトは容易ではありません。実際、浦和は比較的自由を享受する遠藤や宇賀神に加えて、右のマルティノスや左の武藤がハーフレーンに入り込んでボールを受けたり斜めに走り込んで裏を狙ったり、はたまたSBに大外を使わせたりとこれまでの堀レッズの狙いとしてきたムーブを繰り返してはいましたが、長崎のWBにくわえて2列目までが密集で襲いかかってくるアタッキングサードではほとんど有効な崩しができなかったのかなという印象です。

このような長崎の二つの顔、二つの異なるコンセプトの守備はおそらく昨シーズンからの継続なのだと思います。実際、引いた時はかなり押し込まれながらも選手に焦った様子はなく、ファンマや澤田、武蔵などは非常に距離が長く見込みの薄いロングカウンターを狙わなければいけませんが、サポートが少なくても文句も言わずボールを追っていました。

ただし、このやり方、特にシャドーはとてつもない運動量を要求されます。ミドルサードの攻防では高い位置から相手のバックラインにプレッシャーをかけ、ミドルサードを突破されると最終ライン手前まで戻ってスペースを埋める、一度ボールが溢れればセカンドボールを追いかけ、うまく収まればそのまま少ない人数でロングカウンターで猛ダッシュ。監督にいじめられてるのかなと思ってしまいそうなハードなタスクですが、これをまじめにやりきっていた2シャドー、特に澤田選手は偉いと思います。ちなみに、鳥栖戦では60分で武蔵が、この試合では70分すぎに澤田が交代になっており、高木監督としてはこの辺りはどうにかこうにか運用していくしかないという感じなのでしょう。ルヴァンカップも全員をターンオーバーしたということで、リーグ残留が大目標の長崎としてはこの二人+ファンマに怪我(特に筋肉系の怪我)がないことを毎晩ザビエルさんに祈ってから寝るくらいの生命線かもしれません。この体力面での負担と撤退守備でセカンドボールが拾えないという泣き所が、長崎が前節鳥栖に2点リードしながらも同点にされた大きな理由になったのだと思います。鳥栖は2点リードされた後半もSBの吉田豊を中心に撤退守備をひたすら殴り続け、セカンドボールを拾い続けていました。結局、クロスのこぼれ球を高秀先生に蹴り込まれ失点しています。このような展開は浦和戦でも、この先の試合でも幾度となく訪れることは想像にたやすく、だからこそ前から引っ掛けて先に点をとって逃げ切りたいというのが長崎側の思惑だったのではないでしょうか。そういうわけで、個人的にはこの試合も前半が勝負になるのかなというのが、試合前の印象でした。

 

浦和の攻め手

で、このような守備のやり方はもちろんレッズもカウンティング済みだったろうと思います。狙ってかたまたまかは分かりませんが、浦和も前半全くチャンスが無かったわけではなく、むしろ前からボールを追ってくる長崎をうまくいなし、トランジションの際にできる長崎のスキをうまくついてチャンスを作り出していたと思います。代表的なのが下記のシーン。

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左サイド奥でボールを奪った浦和は、細かいつなぎを追ってきた長崎をマウリシオのフィード一発で脱出。おそらく浦和は2枚で回す長崎バックラインに対して興梠+1枚でプレッシャーをかけ、その+1は前に残ってサイドの裏へのカウンターに備え後ろは4-4-2で守るような整理があったのではないでしょうか。オフェンスで高い位置をとる約束の相手WBが遅れたスペースにマルティノスが走り込みます。そのままマルティノスは右サイドを独走し、中央にクロス。ただし興梠には惜しくも合わず、そのひとつ外に遅れて入ってきた長澤もあと一歩でこぼれ球に反応できず。どちらかに合っていれば美しいロングカウンターが決まっていただけに、個人的にはこの試合もっとも惜しいシーンだったのではないかと思います。

その他にも、ポジティブトランジションを武藤や長澤、柏木が素早くついてショートカウンターを狙ったり、前からボールを追いかけてきた長崎の2列目と最終ラインの間のスペースに興梠が落ちてきたところで楔が入ったりと、最後のボールが合わないというだけでかなりロジカルにチャンスを構築できていたシーンは多く見られました。埼スタとは全く違う、ボールの転がらない芝に苦労させられてパスが通らなかったシーンもあり、たらればですがここで1点決めていれば試合は全く違ったものになったのかなという印象です。

前半終了間際、前から追い込む守備で左サイドでボールを拾った翁長がそのまま左サイドへ仕掛け、ペナルティエリア端で遠藤に倒されPKを獲得。武蔵が西川の逆にしっかりと決め、おそらく長崎の狙い通り先制点を奪い取ったのでした。

 

浦和のシステムとポジション争い、そして堀采配

後半、長崎は前半と同じ狙いで走れるところまでという感じだったのでしょう。同じようにプレッシングと割り切った撤退を使い分け、いくつかのショートカウンターを繰り出しながら時計を進めます。特に撤退されると浦和にとってはサイドにも中央にも全くスペースがなく、マルティノスの個人技も立ち止まって相手WBの翁長がべったりと張り付いた状態からでは完全に不発。浦和は攻め手を失っていきます。狭い局面であっても数的優位を作り出してなんとかサイドから中へ、可能であればマイナスのクロスをいれていきたい浦和でしたが、今節はそれもなかなか見せることができず。実際のところあれだけ人海戦術で守られると突破もクソもないのではと投げ出したくなりますが、そこをなんとかするのがプロたるもの。浦和は機能しないマルティノスを下げて、ズラタンを投入。結局柏木のコーナーキックからズラタンが難しいボールをねじ込み、同点に追いつくことに成功します。その後はアウェー連戦による体力低下もあったか浦和は鋭い攻撃を発揮できず、長崎の人海戦術の前にストレスフルなボール回しに終始。長崎のショートカウンターから武蔵に抜け出され決定機、ロスタイムにはコーナーをドンピシャに合わせられ鋭いボールがゴールマウスを捉えますが西川の神セーブが浦和を救い、勝ち点1を分け合う結果となりました。

ということで、大局としては長崎が得点を狙った前半のうちにカウンターで沈没させられなかったことでかなり苦しい試合となり、大挙して長崎に押し寄せた浦和サポーターにはフラストレーションが物凄く溜まる試合となってしまいました。長崎は危ないところはファールで止めれば良いと割り切って潰してくるシーンもあり、浦和のサッカー自体が非常に悪かったという印象はありません。個人的には試合を通じて後は最後のパスが合えばというシーンがあったので、どうしようもない試合では無かったと思いますが、いくつか気になる点はありましたので書き残しておきます。

まず、マウリシオのコンディションが気になります。ファンマはたしかに優秀なCFですが、昨シーズンのマウリシオであればもっと安定感を持って攻撃も守備もできていたのではないかと思います。ボールタッチが悪くパスコースを把握できていないので判断を間違えることが多く、ビルドアップを担うはずが時に狙い所になってしまっていました。相手が相手といえど名古屋戦での岩波のパフォーマンス、特にフィードの精度を鑑みると、ここは本格的な競争ポジションになるのではという印象です。

次に、キャプテン柏木陽介。時に最終ラインで、時にハーフレーンで積極的にボールを受け、興梠含めた前線へパスを供給しようとしていましたが、ポジショニング含めて自由すぎる上に創造性があるゆえなのか、せっかく長澤や両サイドの選手が作ったスペースと数的優位を無視したパスコースの選択やポジショニングが散見されました。もちろんボールの収まりやセットプレーでのキックの質は一貫して長崎の脅威であり続けたことは事実ですが、この堀式4-3-3のサイドを使いながら論理的に数的優位を組み立てて相手を攻略する狙いと彼の「やりたいプレー」がシンクロしているとは今のところ思えません。それであれば阿部を投入して中盤に強度を持たせた3人で中盤を制圧するメリットを無視し続けることはできませんし、引かれた相手に対してミシャ時代も効果的だったドリブルによる侵入という意味でも、浦和は武富や直輝などより特性を持った選手を擁しています。彼がキャプテンとしてチームを引っ張っていくことを期待していますし100%応援していますが、このサッカーでは今のところ絶対的な選手とは言えません。そもそも、ミシャ政権下でもシャドーではなくボランチ(アンカー)の位置でゲームメイクを担うことで絶対的地位を手に入れた選手であり、彼の使い方は堀監督ももっと真剣に考える必要があるでしょう。ウルトラCではないですが、柏木のアンカー起用という選択肢もあるのかもしれません。

最後に、突如として復活したフリックによる中央のダイレクトプレー。キャンプ中の一部報道やレポートでも、堀監督はフリックを好まず、なるべく2タッチで正確なパスを繋ぐよう指示があったことはサポーターも知るところです。この試合、今シーズンはこれまでほとんど見られなかったフリックが後半から突如連発されました。ほとんどは興梠への縦パスから興梠がフリックする形で、そのほとんどは結局不発に終わっていましたが、中には武藤がタイミング良く反応するシーンもあり、少なくとも選手間の意思統一はあったものと思われます。問題は、これが堀監督の指示なのかどうか。たしかに密集した中央を崩すのにフリックは有効で、特に極端な撤退守備を選択していた長崎DF陣としてはエリア近くでの予想不可能なフリックプレーは脅威だったかもしれません。ですが、ここまで堀監督が狙いとしてきたサッカー、崩し方とは明らかに違うもので、選手たちが自己判断でフリックを復活させたと勘ぐってしまいます。特に興梠は自己判断で堀監督の方向性とは違うアイデアが必要かもしれないという趣旨のコメントをしたことがあるため、あながち杞憂とも言い切れないところがあります。もちろん、堀監督も納得してフリックを復活させたのであればそれは問題ではありません。ボールを失うリスクと失った際の整理をすれば良いだけの話です。ただ、今節の長崎しかり、攻撃と守備は表裏一体。前節のレビューでも書いたように堀監督はミシャからチームを引き継ぐ際の出発点にあまりにリスキーな中央突破へのこだわりと被カウンターのコントロールを出発点にしていると思われるため、フリックの突然の解禁にはどうしても疑問を持たずに要られません。実際、フリック失敗からがら空きの中央をロングカウンターで使われるシーンもあり、今後堀監督の意図しないまま選手たちがミシャサッカーへの回帰を志向するとすれば、チームに相反する二つの思惑がせめぎ合う形になり、それはチーム崩壊を意味するのではないかと思います。

 

というわけで、個人的には前半決められれば終わりだったけど、長崎もがんばって走って良いサッカーしたなーという試合でした。

最後に、あくまで個人的な意見ですが、堀監督のサッカーの目指すところ自体は肯定的に捉えていても、名古屋戦で活躍した荻原を温存し菊池を最後の1枚で使った点、機能していたとは言い難い柏木を残した点や特徴を活かせずにいる武藤をサイドで使い続ける点など、堀監督の交代戦術や選手の配置を含めた采配全般について大きな疑問を持っており、結果が出なければ選手もサポーターも早くもついてこれなくなってしまうのではないかと心配していることを記し、今節のレビューを終わりたいと思います。結局8000字の長文になってしまいました。お付き合いいただきありがとうございました。