96のチラシの裏:浦和レッズについて考えたこと

浦和レッズを中心にJリーグの試合を分析的に振り返り、考察するブログ。戦術分析。

試合分析・戦術分析・感想

噛み合わせのズレをめぐる攻防:Jリーグ2020 vsサンフレッチェ広島 分析的感想

[vs広島] 本当に対峙すべき“敵”とは (浦和レッズニュース) https://t.co/0norYL8ygM広島、2試合続けて中止になった後なのか!コンディション万全じゃん。個人的に広島戦は今季の趨勢を決めるかもしれないと思ってるので、試合を迎えるのが珍しく怖い。怖いと…

正面衝突、そして大破。:Jリーグ2020 vs名古屋グランパス 分析的感想

たぶん6失点した試合のレビューを書くのは初めてではないかと思います。読んで面白いかはわからないけれど、「思考のアーカイブ化」のために書くのであればこういう試合こそ書き残しておかなければいけない気がしました。 スタメン 浦和はミッドウィークのル…

プラスアルファの差:ルヴァンカップGS第2戦 vsセレッソ大阪 分析的感想

よくわからないんですが、セレッソとの対戦をレビューするのは初めてらしいです。結構印象深い試合が多い気がするし、何よりセレッソ大阪を分析するブログのAkiさんファンの僕としては自分自身信じられないのですが(普通に2,3試合は書いてると思ってまし…

積み上げたいもう一つ:Jリーグ2020 vs清水エスパルス 分析的感想

前節勝利したチーム同士の対戦となる今節。17位の清水は前節まで開幕6節勝利なしで既に5敗と苦しいシーズン序盤を過ごしていましたが、前節大分戦で一気に4得点と勢いに乗っていきそうな雰囲気。6位の浦和はFC東京、柏と自分たちと同じように守備からカウン…

「意地」:Jリーグ2020 vs横浜FC 分析的感想

中堅以上の浦和レッズサポーターにとっての横浜FC戦というのは、2007年に唯一置き忘れてきたもの、リーグ連覇が手から零れ落ちていったあの日産スタジアムでの記憶とセットになっていると思います。もしくは、同じ年にホーム開幕戦で対戦した際の久保のドラ…

リスクの顕在化:Jリーグ2020 vs柏レイソル 分析的感想

柏は僕にとっては結構思い出深いというか、嫌な印象がたくさんあるクラブで、2011年の最悪なシーズンの最終節、順当に負けてその後の大ブーイングに繋がったこととか、2013年にナビスコカップ決勝で負けたこととか、2017年から2018年にかけての3連敗とか、古…

突きつけられた現在地:Jリーグ2020 vsFC東京 分析的感想

スタメンと両チームの狙い スタメン 前節から1週間空いての試合ということで、両チームほぼベストメンバーではないかという布陣。ただ浦和はトーマスがコンディションの問題でベンチ外。浦和のサブは福島、宇賀神、槙野、関根、エヴェルトン、マルティノス…

交錯するスタイル:Jリーグ2020 vs鹿島アントラーズ 分析的感想

この導入部分に書くことがいつも思いつきません。 スタメンと両チームの狙い スタメン 浦和のベンチメンバーは福島、マウリシオ、岩武、柴戸、関根、マルティノス、健勇。鹿島は曽ヶ端、杉岡、遠藤、荒木、レオシルバ、白崎、上田。曽ヶ端ってまだ現役でした…

二人の監督、二つのサイド:Jリーグ2020 vsベガルタ仙台 分析的感想

スタメンと両チームの狙い スタメン ベンチメンバーは浦和が福島、マウリシオ、宇賀神、長澤、マルティノス、関根、興梠。仙台は関、真瀬、アピアタウィア、佐々木、西村、ジャーメイン、長沢。 連戦となるミッドウィークのゲームにあたってメンバーを大きく…

THE RED IDENTITY:Jリーグ2020 第2節 vs横浜Fマリノス 分析的感想

いつだって笑顔がトレードマークの西川周作が、試合後のインタビューで言葉を詰まらせたことが、4ヵ月間に及ぶリーグ中断という異常事態を過ごしたことの難しさと、「観客が入場できない試合」を忘れもしない「無観客試合」とは違うものにしようと尽力したク…

リスクオン:「2点取られても3点取る」チーム Jリーグ2020 第1節 vs湘南ベルマーレ 分析的感想

前置きで語りたいことが特になかったのでさっさと本題へ行きましょう。時にはあっさり感も重要。 スタメンと両チーム狙い/個人的注目選手 浦和は日曜日のルヴァンカップから健勇→興梠のみのスタメン変更。ベンチ、ベンチ外にも錚々たるメンバーがいるので、…

新しい浦和:迫力のファストブレイクと露呈した課題 ルヴァンカップGS第1戦 vs仙台 分析的感想

Jリーグ開幕に先んじて、ルヴァンカップグループステージが開幕です。ここ数年はなんやかんやでACLに出場することが多かったのでなんとなくルヴァンカップへの出場が新鮮なのは僕だけですかね。2018年も出場していた気がしますがもう忘れました。今シーズン…

ベクトルを前へ、そして総力戦へ。 ACL2019 セミファイナル vs広州恒大 分析的感想

やっぱり良い試合だと語りたいことも増えるわけで、しかもACLということでその後の試合へのスカウティング的な影響もないだろうということで、現地生観戦した記憶を頼りに書きなぐってみてしまいました。あんまり流れとかはないけれど、感想ベースと思って読…

「型」と「攻略」、構造的な矛盾と舞台の差  Jリーグ第18節 vsベガルタ仙台 分析的感想

遅くなりましたが、書きました。この試合のレビューはいろんな人が書いているので、なるべく他と被らないような視点で書いたつもりですが、それが面白さに貢献していると良いのですが。 スタメンとかみ合わせ 浦和側控え;福島、鈴木、山中、マルティノス、…

ピッチ上のコンセンサスと、「諦めの悪さ」について。 Jリーグ2019 vs川崎フロンターレ 分析的感想

さてさて、大槻(正式)監督の初陣です。いつかは大槻監督タグをつける試合が増えるだろうとは思ってましたが、こんなにも早いとは。たぶん大槻(暫定)政権の昨年の試合はほとんど記録に残していると思うのですが、ルヴァンでは4バックも使っていたんですね…

それぞれの課題とジレンマ - Jリーグ第8節 vsヴィッセル神戸 分析的感想

今年もイニエスタが来なかったので恨み節をツイートしたところちょっぴりバズりました。 「ねえ知ってた?イニエスタって本当はいないんだって」「まだイニエスタいるって信じてたの?小5にもなったらみんなイニエスタは本当はいないって知ってるよ。」「そ…

主力4人を欠き苦戦…。 Jリーグ第33節 vs湘南ベルマーレ 分析的感想

こんにちは、96です。Jリーグも残すところあと2試合、リーグ順位でのACL圏内3位以内を目指すレッズはもう1試合も負けられないどころか既に他力本願の状態。対する湘南も過酷な残留争いを勝ち抜くには絶対に勝利が欲しい一戦。お互いに負けられない一戦を振り…

ミシャの札幌とオリヴェイラの浦和、それぞれの現在地。 Jリーグ第32節 vs北海道コンサドーレ札幌 分析的感想

こんにちは、96です。Jリーグも佳境ですね。第32節は昨年途中まで浦和を率いたミシャことミハイロトロヴィッチ監督率いる札幌との対戦です。新監督の下でも「ミシャの遺産」とも言える3バックをベースに戦うことで復調を遂げた浦和と、ミシャ初年度ながら過…

進化の途中: 新しい強さを見せる宮本恒靖のガンバに悔しい敗戦。 Jリーグ第31節 vs ガンバ大阪 分析的感想

前節宿敵鹿島に快勝したことで6戦負けなしとなり、ACL出場圏内となる3位が現実的な目標となってきた浦和。今節は、レジェンド宮本恒靖を監督に迎え、その後の中盤の猟犬・今野泰幸の復帰以来リーグ戦6連勝と空前の勢いで順位を上げ続けるライバル・ガンバ大…

アジアへ。オリヴェイラ・レッズの充実。 Jリーグ第30節 vs鹿島アントラーズ 分析的感想。

はいお久しぶりです、96です。諸般の事情でまたもレポートを書けていませんでしたが、宣言通りこの今節より通常営業です。信じられないことにこの試合で第30節。今季もラスト5試合に突入してしまいました。早いものです、ということで、ホームに宿敵・鹿島ア…

イニエスタ不在の埼スタで5万5000人が観たもの。 Jリーグ第27節 vsヴィッセル神戸 分析的感想

お久しぶりです、ということでイニエスタ加入で大注目のヴィッセル神戸との一戦を振り返ります。 イニエスタ加入後の神戸の首都圏でのアウェーゲームはこの試合が今年最後ということで、以前から非常に注目度の高かったこの試合。公式発表で5万5000人が集ま…

バージョンアップした名古屋と、結果としての大敗。 Jリーグ第24節 vs名古屋グランパス 分析的感想

清水との撃ち合いをドローで終えた浦和。5連戦最後の相手はなんと5連勝中と勢いに乗る名古屋グランパスとの対戦です。 両チームのスタメンと狙い 下記のメンバーでスタート。 浦和控え:榎本、荻原、マルティノス、阿部、柴戸、菊池、李 浦和としては試合直…

主作用と副作用。清水のハイペース・ゲームを制御できずドロー。 Jリーグ第23節 vs清水エスパルス 分析的感想

前節は悩める磐田に大勝し、久々に勝ち点3を手にした浦和。中3日で続く今節第23節は、同じ静岡県勢の清水エスパルスとの対戦です。 両チームスタメンと狙い 両チームのスタメンは下記の通り。 浦和側控え:福島、荻原、武富、柏木、マルティノス、長澤 驚き…

悩める磐田に完成度の差を見せつけ完勝。 Jリーグ第22節 vsジュビロ磐田 分析的感想

前節は一時6バックになることも厭わない鳥栖の徹底した枚数管理とCKからの一発に泣いた浦和。中断後負けなしできていた流れは止まってしまいましたが、リーグ戦は待ってはくれません。第22節となる今節は、同じ勝ち点で10位のジュビロ磐田との対戦で、4位か…

鬼門ベアスタでフィッカデンティの「枚数合せ」に苦戦…。 Jリーグ第21節 vsサガン鳥栖 分析的感想

前節はミラーゲームを仕掛けてきた長崎に勝ちきれず、無敗を継続させたものの連勝は途切れた浦和。今節は同じく九州勢のサガン鳥栖と、浦和としては鬼門アウェーとなるベアスタでの対戦となりました。 最初に整理しておきます。前節の今村主審同様、今節の上…

生き残りを懸けて戦う長崎に突きつけられた浦和の課題。 Jリーグ第20節 vsVファーレン長崎 分析的感想

広島、川崎とリーグ上位陣に連勝し、中断以降負けなしかつ6戦無敗と順位を急激にあげている浦和レッズ。今節はクラブ史上初のJ1での厳しい戦いに晒されながらもしぶとく残留圏内に留まっているVファーレン長崎との一戦です。 両チームスタメンと狙い 両チー…

強いチームには頼れるベテランがいる。 Jリーグ第19節 vs川崎フロンターレ戦 分析的感想

さてさて、前節首位広島を撃破し勢いに乗りたい浦和。今節は3位につける前年王者川崎との対戦です。ここで勝てばオリヴェイラ体制の確立とともに自信を深められる重要な一戦。華麗なパスワークと中村憲剛を中心としたクリエイティブな攻撃陣を抑えられるのか…

オリヴェイラ采配が弱点をカバーし「受け止めて刺し返す」勝利。 Jリーグ第18節 サンフレッチェ広島戦 分析的感想

台風が近づく中のアウェーゲームとなった第18節。リーグもついに折り返しここからは後半戦。いきなり首位を独走する広島との対戦となりました。 両チームのスタメンと狙い 両チームスタメンは下記の通り。 浦和控え:福島、荻原、森脇、マルティノス、阿部、…

正面衝突を制したことの意味。 Jリーグ第16節 vs名古屋グランパス戦 分析的感想

みなさま、お久しぶりです。W杯の中断期間を経て、日常にJリーグが戻ってきました。W杯はとてもとても面白かったのですが、感想はまた別にまとめられたらな〜と思っています。それにしても、暑い中平日の夜に再開しなくても良いのになと思います。あいかわら…

甲府におめでとうを。 ルヴァンカッププレーオフステージ2ndレグ vsヴァンフォーレ甲府 分析的感想

1週間前の1stレグを0-2の完敗で折り返し、ホームに帰ってきた2ndレグでは完璧な試合運びが求められる浦和。J2からの参加ながら、完成度の高いサッカーで快進撃を見せる甲府を逆転出来るのか、という2ndレグでした。 両チームのスタメンとフォーメーション ス…