96のチラシの裏:浦和レッズについて考えたこと

浦和レッズを中心にJリーグの試合を分析的に振り返り、考察するブログ。戦術分析。

武田の役割:Jリーグ2021第9節 vs徳島ヴォルティス 分析的感想

ピンチはチャンス!ということで、仕事が忙しくて時間が取れないなりにエントリを書いてみるチャレンジです。これから7連戦とかどうなってしまうんでしょうか。

両チームのメンバーと嚙み合わせ

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浦和ベンチ:彩艶、宇賀神、工藤、汰木、柴戸、健勇、興梠

徳島ベンチ:長谷川、安部、浜下、杉森、小西、岩尾、河田

浦和は4-1-4-1を継続。一方でアンカーにはコンディションが万全ではなかったと思われる柴戸ではなく敦樹がスタメンに名を連ねました。浦和の今季のスカッドの中でボランチ(CH)でプレーする選手は主に5人で、トップ下と兼務のような形で起用される小泉を除けば阿部、柴戸、敦樹、金子がポジションを争っています。4-1-4-1採用後に台頭した柴戸が開幕して暫くは全くスタメン起用されず4番手と認識されていたことからも競争の激しさが想像できますが、最近メンバー入りしていない阿部と金子はもしかしたら怪我かコンディションを落としているかで使えない状況なのかもしれません。敦樹はこれまで2ボランチを採用するフォーメーションでのみ起用されていて、プレー的にもビルドアップに関わりつつ前線に飛び出していくプレーを良く見せていたので、中盤中央を一人でケアする必要のあるアンカーとしてどういったプレーが出来るかは今季だけでなく、流通経済大学で同じく4-1-4-1のアンカーを担っている安居君が加わりさらに激しい競争が予想される来季以降を考える上でも重要なポイントかもしれません。

噛み合わせで行くと、今節は4-1-4-1で戦う浦和にとって初めてトップ下を配置する相手との対戦となります。中盤中央の3枚が噛み合いやすい配置の対戦となるため、マークにつきやすいとも言えるし、マークした相手に動かれることで動かされやすいとも言えるわけですが、全体の配置を整えて前進し、相手陣地に大きなスペースを作り出して攻め込むというのは徳島が実践するポジショナルプレーの狙いでもありますから、これにどう対処できるか、もしボール非保持で対処できないなら、リカルドが4年間指導してきたチームからボールを取り上げて浦和がボールとゲームを支配できるか、というのがポイントになりそうです。

「特徴の違い」

ゲームは山中のFKのこぼれ球を武田がボレーで思い切りよくシュートを放ちスタート。ただ残念ながらその武田が開始6分で負傷することとなり、浦和は開始10分とかなり早い段階で健勇をトップに投入、武藤を右IHで起用することとなります。

で、結果的にこれはあまり機能せず、リカルドも試合後にそれを認めていたのですが、そのコメントが面白かったのでまずはその話から。

--武田選手の負傷について、柴戸 海選手を入れたり、システムを変えるなどほかの選択肢もあったと思うが、杉本選手を投入した理由は。
まず柴戸はこの試合に出られる状態かどうかがギリギリのところでした。スタートから出られない、長い時間で出られないという状態だったので、この時間帯ではまだ早いと判断しました。杉本を入れましたが、武藤を武田の位置に入れてどれくらいできるかを試したのですが、やはり特徴が違うのでどうしてもうまくいかなかったため、小泉(佳穂)と伊藤 敦樹をダブルボランチに置く形に変更しました。

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フォーメーションや並びの数字は電話番号(それに大きな意味はない)ということはよく言われていますが、4-1-4-1を採用してから浦和のパフォーマンスが上向きなのも事実で、じゃあ何が大事なんだというのは気になるところです。それはコメントでリカルドが言っている通り「特徴の違い」なのですが、じゃあ武田と武藤の特徴の違いが何だったのかを考えるのは有益でしょう。

おそらくポイントの一つは動き過ぎないという点ではないかと思います。武田はIHでプレーするときは基本的に大きく動かず、浦和の右サイドに留まってプレーすることが多く、周囲に動く選手(例えば小泉だし、関根も外⇔中、前⇔後ろの動きが多い)がいる中で、あまり動かずに立つ場所を意識してプレーしている気がします。年齢的に下だからか、そういう考えなのかはわかりませんが、周りの選手が動いて空いたスペースに入っていくのが上手で、自分が一人目として動き出すよりは、誰かが動いた二手目として変化する状況を使うのが上手い選手だと思います。一方で武藤は、もちろん彼も誰かが空いたスペースを使うのは上手ですが、志向的に一人目になろうとするタイプではないかと思います。少なくとも武田よりは自分がまず動き出す意識の高い選手だし、それによって周囲に影響を与えようとするタイプでしょう。で、それが祟って右IHの武藤が左サイドまで出張してボールに対してアクションを起こしているシーンが今節ではいくつかあって、すごく悪いわけではないけれどボールの周囲が狭くなったり、展開後に人がいなかったり、ということがありました。これまでも指摘している通り、4-1-4-1の機能性の一つはサイドのトライアングル(SH,SB,そしてIH)を素早く作り過不足なくペナ角攻略に移行し、またそれを連続できる点にありますが、IHが逆サイドまで出張することがあるとそれが出来ず、また展開後の迫力に欠けたり、そもそも片方のサイドに閉じ込められてしまったりと副作用もあるような気がします。

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4-1-4-1のお披露目となった鹿島戦で使った図。図で強調した左サイドのトライアングルと同じように、右でも武田、関根、西のトライアングルが素早く作れることが4-1-4-1の強みで、その意識が高くポジショニングが素早いのが武田の良さだった。

リカルドが言及した「特徴」というのはこのあたりで、武田はサイドのトライアングルを形成する意識が高く、動き過ぎないために右サイドのバランスが取れていたことに対して、武藤は一人目として動き出す意識が高いのでトライアングルの形成に間に合わない場面があった、ということかもしれません。例えば23:37前後のシーンなんかはそういう意味で気にする人は気にするのかなという気がします。また、それと同時にそうした武藤の動き出しの良さが大きな武器になっていたトップのポジションについては、武藤ほどの動き出しの回数も鋭さもない健勇では良さが出にくい、というのも前半徳島ペースで進んだ理由になるかもしれません。こう考えるとやはり4-1-4-1でやりたいことをベースにすると適材適所が結構はっきりするし、それが鹿島戦から今節までほとんどメンバーを変えていない理由とも思えます。

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武藤がボールに絡みに降りてくることで、右サイドの崩しが2枚の関係になってしまう。我慢が必要な局面もあるというのは、それをしていた人がいなくならないとわかりにくいことかもしれない。
 均衡への耐性を見せた前半

そんなわけで悩ましい浦和に対し、徳島が徐々にゲームを支配していく展開。基本的にボールを持つことで守備をしているようなところもあるチームなので具体的な決定機が多くないことは徳島にとってはそこまで気にならなかったと思います。ボール非保持では4-4-2になる浦和に対し、基本的には右SBの岸本を高く上げる右上がりの配置で3バックを形成。ただ、浦和が明本が下がり気味で岸本をケアすることもあって徐々に左サイドや中央を使おうという考え方に変わっていったかもしれません。飲水タイムを経たあたりからは藤田が左に降りてジエゴを押し出してみたり、鈴木徳真が中央に降りてCBを横に出してみたり、いろいろと工夫をしながらボールを支配し、時間を使いつつ前線の宮代、渡井、垣田を使っていこうという感じでした。

パススピードが速く迂闊に選手同士が近づきすぎることもないので、ピッチ上にかなり広く選手が散らばってプレーし、本当はプレスをかけて追い込んでいきたい対戦相手もそれを諦めざるを得ない、という展開に持ち込んでいくのが徳島のサッカーですが、今節の前半の浦和はまさにそんな感じで、広くポジションを取っているので近くのパスコースが消えても逆サイドにはサイドチェンジを受けられる選手が出来ており、徳島はボールを使いつつも大きな展開でボールを逃がし、それに応じて浦和が空けたスペースに渡井が素早く入り込んで崩しに繋げるという形がよく出ていたと思います。浦和は敦樹に加えて岩波や槙野が状況に応じて最終ラインから飛び出して中盤を埋めるなどギャップに入り込む渡井をどうにかする意識は強かったと思いますが、その一方で早々に前から追うことは諦め、その代わりサイドに出たボールには強くプレッシャーをかける、という考え方だったように思います。

33:45前後に岩波から武藤に繋ごうとしたボールがミスになり藤田にインターセプトされ、そこからフリーで宮代にシュートを許しますがギリギリで西川がスーパーセーブ。トラップが長くなったのもありましたがよく先に動かずに我慢したと思います。また宮代に時間を与えなかったという意味では明本もよく戻ってトラップ際にプレッシャーをかけました。まあでも宮代はあれは決めないとだめですね。決めていたら今節のスコアは逆になっていたかもしれません。

このプレーの印象が強いからなのか、今節については岩波が狙われていたという感想が多かったようですが、個人的には戦術的に彼個人を狙っていたんだろうか、という疑問もあります。結果的に岩波の良くないところがいくつか出て大きなピンチとなったこのシーンのように、岩波のところでプレスが嵌っていたのは事実だと思いますが、そこまであからさまに浦和の右サイドへの誘導があったかはよくわかりませんでした。たしかに渡井が岩波に強くプレッシャーをかけていましたが、それよりもどちらかと言うとその一つ前で西川の左足を切りたかったのではという気がしていて、そうすることでパスを出す方が岩波に出すとわかっているから岩波を追い込みやすいだけという気もするし、どうなんでしょう。浦和はどうせ右サイドからビルドアップして前進するにつれて左サイドを使い、山中なり明本のパワーを前線で使うのが一つの形なので、37:00前後のように岩波が追い込まれてもロングキックから裏返して左サイドが相手の最終ラインと勝負できるなら収支はそこまで悪くない気もします。相手チームが浦和の右→左の前進の流れをわかっているのなら、僕だったら岩波を消して槙野に持たせ、山中をサポートに下がらせてクロスの脅威を消したくなるんですが、そうしない理由はなんでしょう。ちょっと腑に落ちてないところです。

それはともかく、押し込まれていた浦和はこの時間帯を境に少しずつ修正を掛けていきます。38分くらいのボール非保持のシーンが象徴的でしたが、高い位置を取る岸本を気にして下がり目のポジションをとっていた明本に前に出るようにベンチからの指示があり、その直後に上福元のミドルパスを明本が拾えたことでイメージが掴めたかもしれません、次のプレーで藤田が流れるようにボールを持ちあがり、スルーパスから藤原のシュートを演出して肝を冷やしましたが、西川がナイスセーブ。42:26前後にはトランジションから西のクロスに武藤が合わせてバー直撃。直後の43:30前後もビルドアップから西が絡んで前線へ、パスが乱れるも関根や武藤のプレスバックでボールを奪い返し、続く44:51前後も右サイドの作りから西が絡んで狭いところを脱出し健勇→武藤とつないで右サイドに抜け出した関根へ。クロスに合わせた明本は合わせきれませんでしたが、これで得たCKでもエリア内で明本にシュートチャンス。上福元の素晴らしい反応で防がれたものの、浦和は均衡・我慢の時間が長かった前半を凌ぎ切り、最後に相手ゴールに迫って前半を終えるというのは悪くなかったと思います。

困った時の

徳島は後半開始から選手交代。CBの鈴木大誠と垣田を下げて岩尾と河田を投入。垣田は序盤で痛めた個所の影響があったようですが、鈴木はパフォーマンスの問題だったようです。前半、相方CBの福岡がボール保持時のコントロールやボール非保持時のラインコントロールの大声でのコーチングでかなりの存在感を発揮していたことに対して鈴木は確かに目立ってはいませんでしたが、もしかすると浦和が明本が下がり目になってしまうことを気にしていたと同時に、徳島は明本を押し込めていたのに右サイドからボールを前進させて岸本に仕掛けさせる形がなかなか作れなかったことを気にしていたのかもしれません。で、ボランチで出場できる選手が藤田、鈴木徳真、岩尾の3枚となりどうするのかなと思ったら、藤田を右CBでプレーさせたのは少し驚きました。割り切って3バックにして岩尾を真ん中とかやるのかなと思ったんですが。徳島ベンチの甲本コーチには違和感がなかったようですが、育成年代でCBとしてプレーしていたとは言えこの試合のパフォーマンスから言えば中盤の底で存在感を発揮していた藤田を最終列まで下げてしまうのはもったいなかったかなという気がします。とはいえ藤田はかなりの頻度で持ち場を離れて動き回り、逆サイドの深い位置まで進出したりかなり自由にプレーしていたので、実質福岡が1枚で最終ラインをなんとかしていることも多かったのですが。

浦和は相変わらず武田の負傷交代に伴って選手が変わったことで適材適所の修正に手間取っており、もしかしたら後半頭から4-4-2もしくは武藤トップ下の4-2-3-1でプレーしていたかもしれません。とはいえ本来の4-1-4-1と比べたときの課題は明らかで、前半と同じく、57:27前後のシーンなんかのように武藤もしくは健勇がサイドのトライアングルに入ってくれず、サイドから崩していけませんでした。これに関連して、時折サイドの枚数が足りないことに気づいた敦樹がアンカーポジションを捨ててサイドに出て行く立ち回りを見せており、敦樹は気を利かせてくれているので悪くはないのですが、その分小泉がアンカーの位置に下がってしまうわけで、4-1-4-1で見せていた機能性からすればちょっと違うことをしていますし、そのような形にしたのだから当然ですが内容的には3月の浦和に近かったかなと感じました。武藤はトップ下だと裏抜けも狙ってくれるんですが、明本と役割が被ってしまうことも多かったですね。

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この時点で4-4-2もしくは4-2-3-1で戦っていたと思うので武藤のポジションが悪いとも言い切れないが、要は4-1-4-1で武田がやってくれていたことをやる人がいなくなったということ。

とはいえ、困った時の武器は用意できていた浦和。60分にCKから関根が合わせて先制。これまでもショートコーナーの形はいろいろ試していましたが、形になることも増えてきました。徳島はゾーン+マンマークの併用で守っていましたが、マークにつかれた選手があえてエリア内に入っていかないことで網目の粗いゾーンの中に小さくても競れる選手を飛び込ませるという形は面白かったです。それにしてもDAZN解説の水沼パパはこのCKについて「徳島はシンプルなミスからなのでこのCKは気を付けないといけない」と指摘していたのはさすがですね。

その後の試合は一進一退。浦和がボールを保持する時間もありましたが基本的には徳島がボールを持ち、浦和はそれを4-4-2ベースで受け止め、小泉や敦樹、明本を中心に球際のプレッシャー維持しつつマイボールは簡単に捨てないという形で推移。徳島は途中杉森(63分)、小西(72分)、浜下(81分)とカードを切りますが状況の打開には至らず、最終版にはジエゴがWGの位置まで上がっていき、そのサポートに藤田が前に出て行くなどしてゴール前の枚数をかなり増やしましたが、85分に柴戸を、試合終了間際には宇賀神を投入し守備固めも抜かりなかった浦和が守り切って1-0の勝利。浦和は久しぶりの3連勝となりました。

3つのコンセプトに対する個人的評価と雑感

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「1.個の能力を最大限に発揮する」は5.5点。4-1-4-1で武田を使うフォーメーションが非常に良い機能性を発揮していただけに控えめな採点にならざるを得ませんが、今節の敦樹がアンカーとしても機能したことはポジティブな点だったと思います。ダブルボランチで前に出て行くことが出来るのも魅力ですが、ボール保持での落ち着きやスキルは高いものがあるし、守備でも広い範囲をカバーし球際もしっかり対処できていたので、前の人選が定まれば敦樹のアンカーも計算に入ってくると思います。柴戸のほうが動き過ぎずに立ち位置で勝負しようとする意図やチャレンジを感じますが、どちらを使ってもある程度は計算できるというのはチームにとっては非常に大きいのではないでしょうか。

今後の人選はボランチの特徴というよりは前の人選、特にIHとしてサイドのトライアングル構築にスムーズに関われる選手を武田以外に見いだせるかがポイントになりそうで、それが見つからなければ次善策として4-2-3-1か4-4-2に戻すということになりそうです。ただその場合、使える選手をほとんどスタメンに使ってしまうことになったり、3月や今節見られたようにボールを前進させた後に崩しの形が作りにくくなってしまったりすることが懸念されます。個人的には涼太郎あたりがIHで機能してくれるとチーム力が一段上がっていくような気がするのですが、もしかしたら右SHに別の選手を使って関根をIHで使うオプションもあるかもしれません。

これまで結果の面ではあまり目立たなかった武田ですが、いなくなったことで彼の果たしていた役割と4-1-4-1の機能性のポイントがよくわかる試合となったのが今節でした。そういう意味では、4-1-4-1を軸にした適材適所をこれからどれだけ見つけていくことが出来るかがチーム力の向上には欠かせず、今後もスカッドの状況に応じて意外な選手起用が見られるかもしれません。4-1-4-1が使えないと3月のようなパフォーマンスに戻ってしまう可能性が高いですが、ハマった時には高い機能性・パフォーマンスが期待できるのが分かっているので、それだけでもチームとしては大きな進歩ではないかと思いますし、少なくとも軸が見つかったのはチームにとって良いことでしょう。

また今節に関しては西川が前半のピンチをしっかり凌いでくれたことが勝利につながったのは言うまでもありません。

「2.前向き、積極的、情熱的なプレーをすること」は6.0点。ゲーム全体としては徳島のビルドアップが一枚上手で意図したほどボールを持てませんでしたが、ボール非保持面での安定感は継続しており、球際でもしっかり戦えていたので悪くなかったと思います。特に小泉と明本は危険な場所に気づけるし、トランジションが続いてもゲームに関わり続けることが出来るのが良いですね。J2から個人昇格してきた二人ですが、既に十分J1にアジャストしてきているし、明本であればボールの受け方やターン、小泉であれば寄せられてもパスせずに自分のところで収め切ってから次につなげるプレーなど、開幕当初には見られなかったプレーが見えており成長を感じるところです。

「3.攻守に切れ目のない、相手を休ませないプレーをすること」は5.5点。全体として「相手を休ませない」というところまではなかなか難しかったですが、トランジションに反応する意識は相変わらず高く、難しい試合をしてもリカルド・レッズらしさは維持できるようになってきていると思います。ひとつの要因は自信でしょうし、それぞれの選手がこういうプレーをしてくれるだろうという信頼感も醸成されつつある気がします。だからこそ、ここからは連戦になるので、この3連勝になかなか絡めていない選手たちが同様にチームのプレーモデルに沿った形でそれぞれの良さを還元できるかどうかが次のポイントになるかもしれません。

 

 

というわけで、今節はここまで。今節も長文にお付き合い頂きましてありがとうございました。また次節。