就任期間：2023年1月～2023年12月、2024年8月～（在任）
ポーランド人指揮官。ポーランドでは代表監督候補にたびたび推薦される名将。浦和就任直前のレフ・ポズナンでは4-2-3-1をベースとしたプレスと両サイドを押し込んで殴りまくるシュート連打バイブスサッカーでリーグを席捲していた。浦和では就任4ヵ月後に迫るACL決勝アルヒラル戦を踏まえて守備の整理からチーム作りに着手し、見事優勝。その後は過密日程もあり組織的なオフェンス構築が進まず苦しむも、4-4-2ゾーンディフェンスと、自陣ゴール前で水際を守る西川、ショルツ、マリウスのベストイレブントリオの活躍もありリーグ最少失点を達成。ホセ・カンテの文脈関係なしのゴールにも救われてリーグ4位でフィニッシュ、ルヴァンカップでも決勝進出を果たした。
素晴らしいシーズンを過ごしさらなる飛躍が期待されていたが、本人の言うところの「家庭の事情」により一年で退任。その後ポーランド代表監督に就任するのではとささやかれていたが結局は何も起きず、2024年8月に堀之内SDから再招聘される形で電撃再任を果たした。
コーチ陣はオフェンス担当のラファ・ジャナス、ディフェンス担当のヴォイテク・マコウスキが腹心。ただし日本人コーチや選手からも厚く信頼されており、人心掌握やマネジメントは歴代の浦和監督の中でもトップクラスと評価されている。背がデカい。