96のチラシの裏:浦和レッズについて考えたこと

浦和レッズを中心にJリーグの試合を分析的に振り返り、考察するブログ。戦術分析。

浦和レッズ

敦樹の立ち位置:Jリーグ2021第10節 vsセレッソ大阪 分析的感想

セレッソ戦、浦和のスタートが442だったか4141だったか、意見が分かれまくっていて面白い。フォーメーションの数字は電話番号と言う人もいるとはいえ、気になるのもたしか。さて、どっちだったでしょう?— 96 (@urawareds96) 2021年4月20日 両チームのメン…

武田の役割:Jリーグ2021第9節 vs徳島ヴォルティス 分析的感想

ピンチはチャンス!ということで、仕事が忙しくて時間が取れないなりにエントリを書いてみるチャレンジです。これから7連戦とかどうなってしまうんでしょうか。 両チームのメンバーと嚙み合わせ 浦和ベンチ:彩艶、宇賀神、工藤、汰木、柴戸、健勇、興梠 徳…

目に見える向上:Jリーグ2021第8節 vs清水エスパルス 分析的感想

工藤くんベンチ入りさせたら連勝したから工藤くんは多分座敷童の亜種— 96 (@urawareds96) 2021年4月7日 両チームのメンバーと嚙み合わせ 浦和ベンチ:彩艶、宇賀神、工藤、敦樹、汰木、健勇、興梠 清水ベンチ:大久保、エウソン、立田、西澤、河井、鈴木、…

選手間のシナジー:Jリーグ2021第7節 vs鹿島アントラーズ 分析的感想

やっぱ鹿島戦は気合が入ります。 両チームのメンバーと嚙み合わせ 浦和ベンチ:彩艶、宇賀神、工藤、敦樹、汰木、健勇、興梠鹿島ベンチ:クォンスンテ、林、遠藤、松村、船橋、アラーノ、染野 この試合の最初のトピックは柴戸をアンカーに置いた4-1-4-1シス…

均衡への耐性:Jリーグ2021第6節 vs川崎フロンターレ 分析的感想

濡れたよ。ずぶ濡れだよ。 両チームのメンバーと嚙み合わせ 浦和ベンチ:彩艶、田中、大久保、阿部、柴戸、武田、明本 川崎ベンチ:丹野、車屋、三笘、橘田、塚川、家長、知念 川崎はあまり見たことのない小林悠とダミアンの同時起用。左のWGも三笘ではなく…

適切なリスクをどこで誰がかけるのか:Jリーグ2021第5節 vsコンサドーレ札幌 分析的感想

一回ドラフトが全部消えたので2回このエントリを書いています。おかしくなりそうです。 両チームのメンバーと嚙み合わせ 浦和ベンチ:彩艶、田中、敦樹、大久保、柴戸、武田、武藤 札幌ベンチ:菅野、岡村、中野、青木、小野、高峰、中島 浦和は前節マリノス…

「ビルドアップが上手い」とは:Jリーグ2021第4節 vs横浜Fマリノス 分析的感想

DAZN中継の画角の狭さ、どうにかなりませんかね。 両チームのメンバーと嚙み合わせ 浦和ベンチ:彩艶、田中、金子、柴戸、武田、関根、涼太郎 マリノスベンチ:高丘、伊藤、小池、天野、渡辺、水沼、オナイウ 浦和は前節と同じメンバーでスタート。さすがに…

やり直す彼へのせめてものはなむけになれば

柏木陽介のFC岐阜への完全移籍が発表されました。 今回の件には何と言っていいか…複雑な気持ちです。名古屋戦の直前にCOVID-19の感染者が複数出てしまい、その後も日程継続を目指して活動していたもののさらなる感染者が出たことで3週間近く公式戦が出来ない…

宇賀神友弥の良いところ:Jリーグ2021第3節 vs横浜FC 分析的感想

18時キックオフはスタジアムに行くのが大変ですけど終わりが早くて良い面もありますね。 両チームのメンバーと嚙み合わせ 浦和ベンチ:彩艶、田中、金子、柴戸、武田、関根、興梠 横浜FCベンチ:六反、袴田、手塚、杉本、瀬古、KING-KAZU、ジャーメイン 浦和…

そこに立てば相手は出てこれないから:Jリーグ2021第2節 vsサガン鳥栖 分析的感想

あれはレッドカード妥当。 両チームのメンバーと嚙み合わせ 鳥栖ベンチ:守田、田代、大畑、酒井、本田、島川、石井 浦和ベンチ:彩艶、金子、大久保、柴戸、武田、明本、武藤 浦和は開幕節からは明本がベンチに下がり、田中がスタメン。開幕節から大きなメ…

経験を積みながら積み重ねて:ルヴァンカップGS第1戦 vs湘南ベルマーレ 分析的感想

いきなりの過密日程!ということで今季もルヴァンカップの予選がリーグ序盤戦に平行してスタートです。毎年そうなんですが、ルヴァンカップってグループステージ(以下GS)の組み合わせとかレギュレーションとか、曖昧なまま進む(そして勝ち残ったり敗退し…

論点としての小泉佳穂:Jリーグ2021第1節 vsFC東京 分析的感想

ついにJリーグ開幕、ということで、浦和は2007年以来となるホームでの開幕戦です。浦和がホーム開幕戦を避けているのは最終節をホームでやりたいというこだわりかと思っていたんですが、どうやらシーチケ会員が多すぎてスケジュールが決まってからシーチケを…

徳島サポーターと語る、リカルド・ロドリゲス監督と今季の浦和レッズについて(後編)

前編はこちら。 www.urawareds96.com 「岩尾役」を任せるなら、もしくは… 96(以下黒字):で、岩尾選手の名前が出たんでここは無視できないと思うんですが、ピッチの内外で岩尾選手の存在が絶大だったのは浦和ファンもなんとなく知るところです。特にピッ…

徳島サポーターと語る、リカルド・ロドリゲス監督と今季の浦和レッズについて(前編)

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 新年一発目は、徳島ヴォルティスでのリカルド体制を観察し続けてきた徳島サポーターのC&Dさんをお迎えしての対談エントリ(前後編)です。徳島でのリカルドの仕事ぶりを踏まえて、浦和レッ…

2020シーズン全選手振り返り(下)

(上)、(中)はこちら。 www.urawareds96.com www.urawareds96.com 26 荻原 拓也 勝負の年と位置付けていたはずの今季はまさかのリーグ戦1試合25分のみの出場と出場機会を得られず、シーズン途中に新潟へレンタル移籍。強みである左足の質を見せつつも、新…

2020シーズン全選手振り返り(中)

(上)はこちら。 www.urawareds96.com 10 柏木 陽介 今季は9試合643分の出場とプロデビュー以来ワーストの出場試合数、プレータイム。昨年から怪我、コンディションに悩まされている印象で、長く浦和の攻撃の起点を一手に担ってきた存在感からすればここ2年…

2020シーズン全選手振り返り(上)

誰だよこんなのリクエストしたやつ。 1 西川 周作 2014シーズンに加入して以来、浦和レッズでの7シーズン目をリーグ戦フル出場で走り切った西川にとって今季は個人的な悔しさの残るシーズンだったのではないかと思います。シーズンを通しての成績はリーグ戦5…

でもそれはそれとして:Jリーグ第27節 vs横浜Fマリノス 分析的感想

こういう試合を深く掘り下げて書くこと自体が精神的にキツいかと言うと個人的にはそうではなくて、現象がはっきりしている試合はポジティブかネガティブかに関わらず書きやすいのですが、じゃあそれを読みたい人がどのくらいいるのかと考えるとずーんとして…

噛み合わせのズレをうまく使うには:Jリーグ第26節 vsサンフレッチェ広島 分析的感想

書くのが遅くなったのは忙しかったからというのもありますが、単純に気持ちが乗らずにサボっていただけです。 で、今節を振り返ると、大分戦から中2日、浦和は大分→広島のアウェー連戦ですが、一度浦和に戻る遠征コースを選んだことが若干話題になった試合で…

継続と成長、狙いと運:Jリーグ第24節 vsセレッソ大阪 分析的感想

今季の鬱憤を晴らすような大勝となった仙台戦から中5日、浦和はセットされた状態で特に完成度の高い「堅い」サッカーでリーグ2位につけるセレッソとの対戦となりました。 前節の大勝で得失点差を-3まで改善させた浦和ですが、今節を含めて残り10試合で9位の…

正面衝突を制する/未来への芽:Jリーグ第23節 vsベガルタ仙台 分析的感想

前節、シュート数で柏を圧倒する非常に内容の良い試合をしながらも1-1と勝利を逃した浦和。3試合ぶりにホームに帰ってきた今節は、相性の良い仙台を埼玉スタジアムに迎えました。 リーグテーブルを見るたびに今季10回も勝っているのか…と感じてしまうような…

だからこそ結果を:Jリーグ第22節 vs柏レイソル 分析的感想

前節鳥栖戦に劇的な勝利を収め連敗を脱出したレッズは、前半戦の対戦で大敗を喫した柏にリベンジして上昇していきたいところ。一方の柏は前節神戸戦を4-3で勝利し3連勝中。ただオルンガ、江坂、そして復活したクリスティアーノを擁する一方でけが人が多く、…

勝利に救われた試合:Jリーグ第21節 vsサガン鳥栖 分析的感想

1勝4敗と厳しい結果になった5連戦が明けて1週間。ホーム3連戦の後は鳥栖→柏と厄介な相手とのアウェー連戦、その後はホームに戻って仙台を迎える日程となっています。 前節終了時点のリーグテーブルを確認しておくと、浦和はリーグ10位となんとかトップハーフ…

「正しい取り組み」と引き続きの課題:Jリーグ第20節 vs名古屋グランパス 分析的感想

前回のゲームがFC東京のACL日程に合わせた29節の事前消化だったので水曜日のゲームを前節と呼んでいいのか気にしているのは僕だけではないかと思うのですが、そういうわけで通常に日程消化に戻って第20節は名古屋グランパス戦です。名古屋との前回の対戦がど…

"Spaghetti cabled":Jリーグ第29節 vsFC東京 分析的感想

前節の後半、柏木陽介の衝撃的なまでの影響力の大きさに慄いた僕ですが、そんなことにはお構いなしにコロナ禍にあっても連戦は続くわけで、ホーム3連戦の2試合目はFC東京との対戦。前半戦の対決では「お互いにボール保持を優先しないが故にお互いにボール保…

秩序をもたらすもの:Jリーグ第18節 vs横浜FC 分析的感想

前節清水に1-2で勝利した浦和。終盤にまたしてもクロスからの失点を喫しましたが、ひとまず後半戦を勝利でスタートすることができました。今節はホームに横浜FCを迎えての対戦。次節がFC東京との上位を伺う対戦ということを踏まえても今節の取りこぼしは避け…

個の輝きと混沌:Jリーグ第18節 vs清水エスパルス 分析的感想

中2日で行われる連戦は、プレーする方もそうでしょうが、観るほうにも明らかな連戦感がありますね。そう考えると連戦=連日試合があるプロ野球は1ゲーム1ゲームをあまり深く振り返る暇もないのかなと考えてしまいました。一方で毎日ゲームがあれば連日新しい…

些細な隙も許されない:Jリーグ第17節 vs川崎フロンターレ 分析的感想

今季前半戦の締めくくりとなる第17節は早くも首位独走の感がある川崎をホームに迎えた対戦です。ゲームまで1週間空いたことと、今季最強とも言える圧倒的パフォーマンスを見せている川崎のサッカーには興味があったので、いつも最初のほうに書くような相手の…

どうにかして川崎を倒したいから気合入れて考えてみた。

このエントリは既存データと直近の川崎フロンターレの試合を僕が観察した結果導出された、今季前半戦最強チームである川崎フロンターレを浦和レッズが倒すために必要な方策に係る考察をまとめたものであり、その内容は全て妄想です。 最強・川崎フロンターレ…

パンチの応酬:Jリーグ第16節 vs北海道コンサドーレ札幌 分析的感想

鳥栖戦の引き分けから中3日。札幌ドームに乗り込んでのアウェー札幌戦は、浦和としてはただの1/34ではない、「かつての師」ミシャとの対戦となります。 札幌ですが、15試合消化で勝ち点14、3勝5分7敗となかなか成績が伸びていません。直近8試合で勝ちがなく…